読書離れは本当か・・・

第31回 読書世論調査データで検証する「読書離れ」のウソ(3)
読書格差社会の到来? 
http://www.sogotosho.daimokuroku.com/?index=hon&date=20090902


こんな記事があった。
そういえば、ネットに触れるようになってから本を読む機会が増えたような気がする。
この著者も言っているけど、もうすで今の社会は『紙の本を読む』=『読書』ではなくなっている。
ちなみにテレビをよく見る人は、読書をしない傾向があるとも書いてある。


なんでだろう。


テレビはいわゆるプッシュ型のメディア。局側から一方的に情報が流されていて、
基本的にその情報はテレビ局側で分析がされていて、それが正しい(かの)ように描かれている。
(しかも日本の大手メディアは、どのメディアでもほとんど同じ情報しか流さない)


一方、ネットでは、情報を自分から探しに行く必要がある。
探した情報が正しいか、自分で分析して判断する必要がある。
この分析+判断する場合、一定の知識が必要で、
その知識を得るために、読書が増えているのではと。


読書離れの理由はこれだけでは無いと思うけど、
もしかしたらデジタルデバイドの本質はこの『分析+判断』の力にあるのかもしれない。