任天堂の赤字

17日に任天堂が発表した今回の下方修正では350億円の赤字で、3期連続赤字。


現状は、Wiiで開拓したカジュアル層がスマホに流れて、
コアゲーマー層がプレステとXBOXに流れたまま勝てない。
WiiUは、コアゲーマー層を取り込むことが目標としてあったらしいけど、
コアゲーマー層が好きそうな、グラフィック能力とそれの開発力は、
他社にどう考えても勝てない。
ある意味WiiUは、「カジュアル層がスマホに流れたので、
コアゲーマー層を取り込む」という「やむをえず」的な、
方針だったと思う。


ただ、財務状況は過去の蓄財貸借対照表の利益余剰金1兆4千億円と自己資本比率84.8%)がとんでもなくあるので、挑戦することは何度もできるかと。


でどうすればいいいか考えてみた。


1,据置型ゲーム機からは撤退して携帯機に集中する。
2,Wiiのようにカジュアル層を確保する。
3,ゲーム以外の利益がでるようにする。


1については、据置型ゲーム機(3DS)は好調なので、そちらに集中するという方法。
2については、カジュアル層がスマホ(アンドロイド)に流れたといっても、
スマホはタッチパネルしか無いという操作性の問題がある。そのあたりを考えて、
アンドロイドとiPhoneとの連携をしていくとか。
3については、キャラクタービジネスをあまりやっていないので、
それに力をいれてみたらどうか。


こうして考えてみると、まだまだ改善する方法は沢山あるのではと思う。