留学教育は?

「アイビー留学」は日本の塾教育の延長ではダメではないのか?
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/06/post-314.php


つまり、塾が一時留学で海外ツアーがあるけど、
半分旅行の感じで、勉強にならない。
著者の冷泉氏が下記のように述べている。
> ロジックの対決から和解へという「本当の頭の訓練」ではなく、極めて日本的な
> 「仲間の意見を聞け」とか「みんなで結論を」などという共産主義サークルみたい
> な活動をしているような


んー何か、アホだね。
強引に、日本的な思考を育てようというとは。
つうか、これからの日本や世界で、どのような人材が必要か、
それを考えてから、どのような教育が必要であるかを考える必要がある。
でも、「みんなで結論」のような今までの日本的な教育の延長ではとても無理だろう。


個人的には、今の小学生や中学生は、海外でも通用する人材にして、
日本脱出を考えるべきかと。
今後の日本を考えると、今すぐ政治・行政を改革して、経済成長が長期的にできるように、
しても効果が現れるまで、10年くらいかかる。
しかも、改革を阻害する抵抗勢力の勢いが弱くなるまで、10年以上かかるだろうから・・・。


海軍大将で、海軍士官学校校長だった井上成美は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E6%88%90%E7%BE%8E
晩年になって、英語塾を開いたけど、そこでは、日本語使用禁止だったらしい。
ちなみに校長時代に、戦争中、敵性語である英語教育を廃止する運動が起きても、
「これらの運動に従事する人物の主張するところ、概ね浅学非才にして島国根性を脱せず」と言って、廃止することはなかったという。
また、人を指揮するには教養が必要だとして、教養を重視する教育を行ったらしい。


日本の教育も、全部とは言わないが、井上成美を考えたらどうだろうか。